テクニックとサグラダファミリア

近年のブラジリアン柔術の、テクニックの進歩が、日々目覚ましいです。

 

…なんてこんな事、7-8年前からずっと言われてますけどね。

ホント、最近は それに加速度付いてきていると思うのです。

 

 

三瓶は、週に二回、コンペクラスに参加しています。

日本の代表的なトップ選手が集う、国内最高の環境です。

 

まだ紫帯の三瓶は、コテンパンのボッコボコにやられてくるのですが

、その身体にくらって刻まれた 最高峰の技の切れ味は

すぐに彼の栄養源となり、道場に戻ってまた楽しそうに、技の研究に繋がっているようです。

 

どうも、おかみが思うに

新し技の出発点、そこからの技の展開と、発展。 

その技に対しての、対策を加味して、更にその技が進歩する過程は

螺旋階段のようです。

 

↑これは、スペインのサグラダファミリア教会のらせん階段。

 

例えば、

最初の技の入り口の東側の入り口 階段一段目、 デラヒーバ と言う技から始まり

デラヒーバフックから紆余曲折を経て、一周回ってベリンボロになった時には、

同じ、東側にいるけど 一段上のフロアに上がっています。

そこから、返し技を研究し、似たような形に見えるのに、制度が上がって行く様は

 

螺旋階段を、どんどん登り、同じ東側にいるのに

フロアが上がってきて、最初の一段目からは随分高い所に上がって行くようです。

 

 

・・・19年前、この教会に行くために、スペインを訪れました。

「100年前から作っていて、100年後も、まだ作り続ける、現在進行形の工事中建設」

というものに、激しい興味を持っていったスペインで

このぐるぐる螺旋階段を上りました(エレベーターもあったけど断固拒否)

 

↓ この尖っている塔に上る階段です。

 

観光名所でありながら、

「ズドドド・・・、ガガガガガ!!!!!」

と大きな音を立てて、石を削って観光客に関係なく、工事は行われていて、

そんなことに、軽い感動を覚えました。

 

「私が生きている間に完成が見れないのか、スゴイ工事だなぁ…」

と そこにも感慨深いものがあったのですが、

 

ここ数年の、建築技術の向上と、観光収入による予算の増加で

2026年には、完成予定との事。

!!!うわ、私ギリ生きてるんじゃないかしら!!!?

出来たら、絶対見に行っちゃうからね!!!

 

 

……閑話休題

柔術の技術の進歩は、永久に続くように思っていますが、

ひょっとすると、一つの技のらせん階段には

目覚ましい技術革新により、さっくり行きつく先があって、

もう一つ別な塔が、お隣から、にょっきり伸びて行くのかもしれません。

 

基本となる 最初の踏み出しの階段の位置を、おかみは皆に知ってほしいと思っています。

 

最初の階段は、

エビであり、キムラロックであり、ベーシックスィープであり、

 

青帯くらいになってくると、つまらなく感じる物かも知れません。

でもその一段目を踏みながら、上を見上げて高い塔を作って行ってほしいと思います。

 

 

隣の人の踏んだ階段の数と 今いる己の階段の数を比べるよりも、

何段階段を踏んでも、自分のいる階段の天窓から、青空や星を見れる柔術をしてください。

 

 

おかみ