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レッスンの時に言葉だけで足りない時は写真のように体に触れたり動かしたりして感覚を掴んでもらっています。
それでも伝わらないと感じた時は実際に僕ら指導員が技をかけて体感してもらいます。
道場を出したばかりの頃は、指導スキルが低かったのに加え、会員もまだ少なかったので、僕ら指導員が会員の皆さんにどんどん自分の体を使って技を実感してもらった方が手っ取り早かったです。
会員が増えてクラスの参加人数が多くなると、その方法だけでは追い付かなくなり、予備知識ゼロでも伝わるような上手い説明を常に考えるようになりました。
ですが、やはり必要な時は体感してもらっています。伸び悩んでいる人や、根本的な理解が間違っている人にはそれが一番なので。
僕自身は、早川総代表に実際にスパーリングでやられただけでなく、テクニックの受け手を務めさせてもらったことが大きな財産となっています。誰かのテクニックセミナーに参加した時もできるだけ実際に技をかけてもらうようにしています。
プレッシャーのかけ方に関しては、人に掛けられて学ぶのに加え、相手に技を掛けさせてもらって効果を聞いてみてください。
掛けさせてもらうのは自分より格上の人が良いです。微妙な位置の違いで全然効き方が違ってくるのでいろいろ試しましょう。
スパーリングだと相手は苦しくても無表情を装ったり、全然効いてないのにワザと苦しそうな顔をして騙してくる場合もあります。相手の動けなさ、表情の微細な変化をポーカーばりに読み取ってください（笑）。
中山
