おかみでございます。
今回の入会金無料キャンペーンは、明日21:00で終了とさせて頂きます。
スポーツの秋真っただ中!
新入会の皆さん、頑張りましょう!!
新入会の皆さんへ…
…おかみが思う、ブラジリアン柔術の良い所は
「その人が透けて見える」所です。
柔術という非日常の中で、
関節を極めたり、首を絞めたりを狙ったり狙われたりすると、
どうやってもその人の「素」が出てきます。
穏やかで、大人の会話のやり取りが出来ても
ついカッとなるような、短気な面があったり、
せっかちな人は、まんませっかちな柔術をすることもあるし、
思い切りが良いのと、諦めが早いのとを勘違いしちゃう柔術だったり、
セコイことしか考えない臆病者は、そのまま固まって動けなかったり・・・
その人と、ナリが現れます。
そして、柔術に取り組むには、向き合わねばならない己の欠点を
何とか克服して、成長していくわけですが
襟を掴み合っている仲間には、はっきりとその努力の過程が伝わります。
良い所を伸ばして、欠けたところを埋めていくのが、柔術の戦い方です。
帯色が薄い内は、得意を磨いて強くなることはできても、
その次のステップに進むには、その人がちゃんと、足りてないものと向き合っているかどうかがが、問われます。
あれもこれも欲しがると、取っ散らかったりしてしまったり
反省ばかりしても前に進めなかったり、
イヤイヤやっていても、結局は後ろ向いたまま前に進んでいたり…
何をするにも、透けて見えるし、
どう取り組んでも、結局はトライとエラーを繰り返していくことしかないと
実体験として感じられるのが、柔術です。
世は、スマートに効率的に、コスパよく物事を進めるのが最適解とされて久しいです。
ついうっかり伸ばした腕を取られたり、
夢中になって、疎かになった襟を絞められたり
痛い思いをして少しずつ強くなっていく柔術は、
タイムパフォーマンスがいいとは言えないかもしれませんが、
薄く薄く、でも確実に積み重ねた練習時間は、誰にも奪えない強い自信と
物事を俯瞰する、広い視線を与えてくれます。
簡単には手に入らないけど、
生きていく上の道しるべになるモノって、なかなか出会わないと思うんですよね。
どうぞ、この競技を永くあなたの人生の傍らに置いて下さい。
ただ働いて家に帰るだけの日常の色を、柔術は鮮やかにしてくれるはずです。
ようこそ、トライフォース五反田へ。
我々は、全力で皆さんが心身ともに強くなることを応援します。
おかみ