中野さんのスパーリングを見ていて、以前から良かったパスガードに最近さらに磨きがかかっていると感じました。
元々感覚的な動きが優れていたのですが、セミナーに頻繁に参加して学んでいる成果が出ていて、パスのバリエーションが増えてコンビネーションの使い方がとても上手くなりました!
一方で、三角絞めに入ってしまうことが多々あるため、原因を探るべく注目して見てみることにしました。
すると、攻撃を重視していて、ガードを作られたままでも攻めようとしているようでした。
とにかく攻めたがる人には、
「戦っている最中には『今は攻める時なのか、それとも守る時なのか』を常に判断してください、野球で守備と攻撃が入れ替わるくらい明確にです」
「もし相手にガードを作られていたら、それは守る時です。まずガードを解除しましょう」
「例えばオープンガード基本形を作られたら、先ずコンバットベースを作り足の裏が当たっていない状態を作りましょう」
と伝えています。
スパーリングでは、
①ガードプルされた→②「パスしたい」→③ガードを作られる→④ガードを解除する→⑤パスガードテクニックを使う
のようになります。
初心者に多いのが、②の気持ちが強すぎて、③を見極められず、④の行動を省いて⑤に行こうとしてしまうことです。
かくいう僕も白帯時代はそうでした。
先輩の方々に指摘されて、③の状況判断と④の解除をやるようになった途端に、全然攻めまで辿り着かず、今までパスしまくっていた相手を中々パスできず自分が弱くなった気がしました。
ですが、強くなる過程で必ずそこを通らねばならないことも教わりました。
ガードを作られていることを感覚的に不快に感じるレベルになることが必要です。
先日ミドル級の世界王者タイナン・ダルプラの教則動画で「自分がガードしているときはComfortableな状態を維持できるようたくさんリテンションドリルをやれ」的なことを言っていました。
上記日本語訳だとちょっとリラックスしすぎてますが、そのくらい自分有利な状況を作りたいと思ってください!
中山
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