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レギュラークラスでのスパーリングは実力差がある相手に対する練習法を意識してほしいです。
今回は格下側の練習の仕方です。
相手がわざと攻めさせてくらる場合と、全く攻めることができない場合の二つに分けて考えます。
相手が攻めさせてくれれば、自分の一番得意なテクニックを起点にして攻めましょう。
同じ帯だとかかることでも格上だとどこかの段階で防がれます。
そこから学んでより精度の高いテクニックを作ってください。同じ防がれ方を毎回していると成長がないし、相手の練習にもなりません。
次にほとんど攻めることができない場合。
この時は意識をディフェンスに切り替えて練習しましょう。
ディフェンスだけを意識しても簡単に一本取られるようなら、その相手に対しては最終段階であるサブミッションディフェンスに絞って対策を立てましょう。
それができたら次はマウント、バックコントロールを与えないこと、次はサイドを取られないこと、パスさせないこと、スイープさせないこと、と一段階ずつ上がって行きましょう。
自分より圧倒的に強い相手の攻めを一度に全て防げるようになるのは無理です。
防ぐ時ですが、固まったりしがみつくことのみで相手に攻めさせない、という発想は止めた方が良いです。
数秒か数十秒かわかりませんが延命できるだけで、上達はできません。
やられた状況を振り返ると、この段階でこうしていればこうならなかったのでは?という場面があるはずです。
早め早めにグリップ位置、押している位置、足を当てる位置、体勢を変えていくことが大事です。
自分で考えるのが第一ですが、分からなければ僕ら指導員に聞くか、スパーリング相手に聞いください。
中山
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