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どうも、三瓶です。
Facebookで松井秀喜の指導者としてのインタビューを見つけました。とても面白かったので紹介させて頂きます。
以下が一番参考になった部分の抜粋です。
https://sportsbull.jp/p/195193/
「指導する立場となって感じるのは、悪い点を指摘するのは簡単だということ。打撃を見ればすぐ気付くし『こうすればいいのに』と言える。でも指摘されてそれを直すすべを選手が持っているかと言ったら、持っている選手はほとんどいない。変わる必要性を選手にどう気付かせ、納得させて改善するか。コーチが見て良くなったと評価できる形で、かつ選手自身の感覚でもいいと思えるものを導き出さなければいけない。指導するうえで一番難しい部分だ」
とても誠実な指導者なのだなと感動しました。悪い点を指摘すること、または自分自身で自分のダメなところを反省するのはとても簡単です。
だけど大事なのは、どうしたらそれを直せるかを考えることですね。自分自身の経験からでも
「こことここがダメだったからそこを直そう」
と反省だけで満足してしまって具体的にどう直すのかを考えていないことがたくさんありました。
会員さんにアドバイスするときは、
「ここが出来ていない!」
と、単なるダメだしにもならず、
「こうしろ!」
と、単なる命令するだけにもならず、相手が納得して気持ちよく改善できるように促していきたいと思いました。
このインタビューを読んでから、昔読んだ本の一節を思い出しました。
「教え方のうまい人は相手がどのように勘違いしているかを指摘してから教えてくれるから非常にわかりやすい。そもそもの前提に間違いがあるときは何度説明されても間違えるものだ」
みたいなことでした。これはもちろん他人に説明するときに心掛けたいことですが、「前提から疑ってみる」というのはどんな場面でも使えそうですね。
柔術では、自分のしたいことに固執しすぎると他のチャンスを失っているということがよく起こると思います。自分のスタイルを作るということはとても大事ですが 、柔軟な発想もいつも大事にしていきたいです。
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