こうべを上げよ!!

先日クラス後に、

「ニーシールド+奥襟持たれちゃったよ!どうする問題」

について、羽谷さんが徹先生に質問していました。

 

かなり色々な競技で

「頭を下げるな!」

と言われるシュチュエーションがありますが、柔術はこのメリハリをつけないと

痛いこと(三角くらう、スィープされる…)が待っています。

 

これは入門クラスで、気を付けてもらうように言っていますが、

 

奥襟ガッツリ掴まれて、頭を下げてしまう前にどうにかしたい!

という、そもそも論は置いておきましょう。


…だって掴まれちゃうんだもん!!


さて、奥襟を取られているあなたの頭は、
床の上何センチくらいにありますか?

まぁ、1mちょっとくらいの辺りに頭が有りますよね。
さて、次にお尻の位置はどの高さでしょう?

膝が棒立ちで、奥襟を引かれているのであれば
お尻よりも、頭が低い位置にあると思います。

頭が上がらないのならば、
頭の位置そのままでも、お尻の位置を下げてしまえばいいのです。

パンが無ければ、お菓子を食べたらいいのよ理論!(違

という事で、膝をしっかり曲げて強いコンバットベースを取り
頭の位置を上に(尻を低く)しましょう。

これは、三角締めのディフェンスの時にも応用できる、身体の使い方理論です。

自分の尻の位置を頭よりも低くすることで
頭を上げることと同様の状況になります。


柔術って、チェスみたい。
と言われますが、柔術ってパズルみたいでもあると、
こんなことから思ったりします。


おかみ