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昨日は休館日でしたが、道場で東京消防庁の普通救命講習を行いました。
東京消防庁から講師の方々をお招きして3年おきに行っております。
主な内容は、心肺蘇生法(心臓マッサージと人工呼吸)、AED(体外式自動除細動器)の使い方、止血、異物除去(餅を喉に詰まらせた等)の方法です。
道場で心肺停止ような事故が起きたことはありませんし、今後も起きないことを願っていますが、指導者には万が一のために必須の講習だと思っております。
講師の方はしきりに、道場に来る小さい子供たちをしっかり守ってあげてくださいと仰っていたのですが、大人だけでなく乳幼児への救命法も習いました。
ちょっとしたケガや体調不良でも、何も知らないと周りが大慌てして、当人の不安を助長してしまいがちですが、講習を受けて本当の緊急時の対処が分かっていれば落ち着いて対応できます。
これまでは3人組で実習しましたが、コロナ禍でいろいろ変わったようです。
心肺蘇生練習用の人形も、AED2種類も一人1つずつ用意されていました。
また人工呼吸はコロナが収束しないと実際には使用できないとのことで、実習でも人形に口をつけず3㎝くらい離して行いました。
講義も主にDVDを利用して、要点を講師の方が補う形です。余談過ぎますが、DVDの進行役は小林綾子で、「おお、おしん!」と心の中で思っていました。
講習内容は3年前と大きく変わりませんが、実習を行ってとっさに思い出して対応できる状態を保つために、今後も定期的に開催したいです。
中山