桜庭選手がUFCの殿堂入りしましたね。日本人初だそうです。
スピーチを読みましたが、とても良かったです。
「ぼくはいまだに練習で技術的な発見をすることがたくさんあります。
特にグラップリングはとても奥が深く、今後もそれを追求して行くことが、ぼくの大きなテーマだと考えています。」
「先日、何気なく見ていたYouTubeで、柔道の木村政彦先生がアームロックを指導している動画を発見しました。 あのエリオ・グレイシーとの戦いを制した“キムラロック”です。 ぼくは我が目を疑いました。 取り方がぼくとまったく一緒だったのです。 これは自分にしか分からない微妙なテクニックだと思っていたことを、木村先生が大昔にやっていたのです。」
この２点は桜庭選手のようなレベルにいない僕でも、常々思うことです。
今まで習ったテクニックや、今自分が使っているテクニックを、常に改良しようと研究・工夫していると、いつも何かしらの発見があり、これは柔術の大きな喜びの一つです。
例えそのテクニックが、すでにどこかの誰かに使われていたとしても、自分の工夫でそこに到達したのであれば、それは自分のテクニックだと思います。
自分で考え抜いて身に付けたテクニックは、それ自体が非常に役立つし、その研究の過程が別のテクニックを考える時に役立ちます。
youtubeで良いテクニックを見つけたり、人から習ったりしたら、それを使いトライアル＆エラーを重ね、どんどん自分の工夫を付け加えて自分だけのテクニックにしていきましょう。
中山
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