みんな悩んで強くなる

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スパーリングを再開して2週間が経ちました。1週目は体を慣らした感じでしたが、2週目は皆動きも良くなってきて激しい攻防も生まれています。

 

この写真に写っているメンバーの半分は、月の平均練習回数が15回前後でとにかくよく練習しており、日々テクニックを向上させています。

 

ですが、自分だけでなく周りも同じように上達していると、中々自分が思っているようにテクニックがかからず、自分が停滞しているような気になることがあります。

 

試合があれば、他の道場の人と戦うことで、道場での切磋琢磨が生きていることが明確になるのですが、今は試合が無いので自分の中に指標を持つことがより必要とされます。

 

指標は、結果ではなく(例えば一本取れたとかスイープできたとかでなく)、自分自身の中で完結すること(自分が何をやったか、やろうとしたか。また、何を感じ取れたかなど)が適しています。

 

毎日のように同じ相手と練習していると、自分の体調や、相手のレベル、相手のスタイルとの相性などによって、自分がトライしたことが防がれてしまうことも多くなります。けれど、トライしたことが大事でそこから次に繋がる何かを得られれば良いのです。

 

僕も現役時代毎日のように同じ相手と練習していました。今日上手く行ったテクニックが次は防がれたりやられたりするのは当たり前でした。そして、それはすごく貴重なことだと思っていました。

 

仲間が日々自分の使うテクニックの対策を立てて防いでくるというのは、自分のテクニックの向上を手伝ってくれているということです。

 

常に相手のやってくることの上を行こう行こうとすることで、本当に少しずつ少しずつテクニックが進歩していきます。その微々たる進化を積み重ねる努力をしたか否かは、1年後3年後10年後と長く続ければ続けるほど大きな差になってきます。

 

1回1回の練習を、できる限り綿密に準備し、明確な課題を持ち、それをやり遂げることに集中し、練習後に振り返り次の練習の準備をする。これを繰り返すのみです!

 

中山