☆見学・無料体験受付中!トライフォース五反田ウェブサイトはこちら!!
暑さ対策や水分補給の仕方については、以前も何回かこのブログに書いてきました。
今年はかなり暑さがヤバそうなのと、僕が資格を持つNSCAの機関誌7月号で「暑熱対策」の記事があったので、改めて書こうと思います。
暑熱対策には、
・水分摂取
・暑熱順化トレーニング
・身体冷却
・衣服条件改善
・コンディショニングチェック
がありますが、主に水分摂取に絞ります。
今日は先ずまとめを紹介します。それぞれの詳細な解説は追って上げていきますね。
①水分摂取の目的
・運動前:体の水分、電解質(ナトリウム、カリウム、カルシウムなどのミネラル)を正常な状態に保つ
・運動中:運動パフォーマンスの低下を防ぐ、過度の脱水と電解質の損失を防ぐ
・運動後:失った水分と電解質を回復する(塩分を含む食事との併用)
②どのくらい摂るか
・体重減少が2%を超えない範囲
・1回当たり200ml(コップ1杯)程度
・一気飲み、がぶ飲みを避ける
③タイミング
・練習や試合の開始2時間前くらいから水分を摂ることを心がける
・ドリンクやクーリングのための休憩を確保し、可能な限りこまめに(15分ごとなど)摂る
・喉が渇いたら飲む、では遅いので渇く前に計画的に摂取する
④何を摂るか
・練習時間が短く(60分程度)発汗量が少なければ水だけでも良い
・トレーニングや試合の前後、休息時間には、体への吸収スピードを考え、電解質と糖質を含んだスポーツドリンクなどを摂る
・ミス、スポーツドリンク、エネルギー系ドリンクなど目的に応じた組み合わせや工夫が必要
⑤ドリンクの温度
・5~15℃くらいの飲みやすいもの
⑥水分がちゃんと摂れているかのチェック
・トレーニングや試合前後に体重を計る(減少が2%を超えていないか)
・普段から体重の変化を1%未満に収める
・尿の量、色(少なくて濃い色の尿は水分不足の可能性大)
中山