強い相手との練習から得られること

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健太郎さんが毎週日曜日のレギュラークラスに参加し始めて1ヵ月くらい経ったでしょうか?

 

親子クラスに息子さんを入れるためにトライフォース五反田に入会されましたが、大人の練習が楽しそうだったのを見て、自分も柔術を始めた健太郎さんは、入会当初に「将来的には試合にも出てみたい」と言っていました。

 

入門クラスやベーシッククラスで、だいぶテクニックを身につけ、スパーリングでも自分のスタイルができてきたので「そろそろ試合を見据えてレギュラークラスにも出てみてください」と話したところ、出てくれるようになりました。

 

「最初はきつかったらスパーリング1本やって上がるとかでも良いですよ」とお伝えしましたが、真面目な性格がにじみ出ていて、毎週キッチリ90分参加されていきます。

 

白帯同士で切磋琢磨することももちろん大切ですが、レベルアップを図りたいのであれば、上のレベルとの練習も大事です。

 

やられるということは改善すべきところがあるということです。上のレベルの人にたくさんやられたら、改善すべきところがたくさん見つかり、より早く上達に繋げられます。

 

上の帯の人はテクニックがより正確なので、同じテクニックを受けても白帯とは比較にならないプレッシャーだと思います。

 

始めは何をされてるか分からないうちにやられてしまうことも多いです。先ずは「何をされたか分かるようになること」を目標にして大丈夫です。

 

どんなテクニックなのか、どんなタイミングで、どんな状況でやられているかを知ったら、次にやられないように対策を立てましょう。

 

それには、自分で考えたり、指導員に聞いたり、上の帯の人に聞いたりしてほしいですが、やられた相手に直接聞いて教えてもらうと話が早いです。

 

そして、対策が分かったら、それを実行することです。簡単には上手く行かないと思いますが、そしたらまたそれを元に次の対策を立てれば良いです。

 

上の帯とのスパーリングを経験しておくと、次に同じ白帯とスパーリングした時に余裕を持って戦えるようになります。

 

余裕を持つというのは非常に重要で、新しいテクニックを覚えるため実戦投入するのは、余裕をもってできる相手が最も適しています。

 

上達のためには三様の稽古(格上、同格、格下)を良いバランスで、それぞれの相手に目的意識を持ってできると良いですが、白帯の方には明確な格下がいないので、格上との練習をいかに利用するかが重要になります。

 

 

中山