Mr.インクレディブルと僕

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どうも三瓶です。

 

先日ひさしぶりに映画館に行きました。お目当てはあの「インクレディブル・ファミリー」です。

 

 

これは「Mr.インクレディブル」というディズニー映画の続編です。

 

この映画は僕にとってとても思い入れの深いものなのです。

 

これが公開されたのは14年前の12月、僕は中学3年生でした。12月というと高校受験も近くなってきて、追い込まなきゃいけない時期であります。僕は一人で夜にこの映画を観たのです。どうしても観たかったから。

 

当時の自分にとって一人で映画を観に行くのはハードルの高いものでした。「友だちがいない子」と自分で自分に突きつけるような気がするからなのと、一人で映画館でチケットを買うというのがなんだかこっ恥ずかしく感じたからです。

 

友だちが全くいないわけではなかったのですが、この時期にディズニー映画を一緒に観てくれそうな子はいなかった気がします。しかし、そんなものがどうでもよくなるぐらい観たい映画だったのです。そして、とても楽しかった。

 

一人で満足し、映画館の売店でキャラクターの書かれている下敷きを買ったのをしっかり覚えています。その下敷きはビニール袋から出さないで、大事に大事に使いました。

 

後日、下敷きをたいそう大切に使っているのを、ある男は見逃しませんでした。クラスのガキ大将「セキくん」です。あろうことか彼は僕が少し机から離れている間に、大切な下敷きを手にとって自分の脂ぎったほっぺたにスリスリするではありませんか。

 

僕はその時あ然としながらも笑ってしまいました。大切なものを奪われたのにもかかわらず。それからは何かから開放されたように、その下敷きをふつうに使うようになりました。

 

 

そんなセキくんは今もたまにお酒を飲む数少ない友だちです。

 

そんな思い出のある「Mr.インクレディブル」は映画自体も楽しかったし、一人で映画を観るという自分の殻を破った経験もあって、とても記憶に残っている映画なのです。今観ても全く古く感じさせない映画です。

 

続編の「インクレディブル・ファミリー」は逆に14年経っているのを全く感じさせませんでした。前作の良さを残し、当時の気持ちを思い出させてくれながら、新しいところもあり感動した三瓶なのでした。

 

これはいったい誰に向けたブログなのか自分でもわかりませんが、言いたいことも言えないそんな世の中じゃポイズン。

 

映画は誰かと観てもいい、一人で観てもいいのです。