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試合に向けて皆の練習頻度がアップしています。
また、試合に出なくても月の半分以上練習している人がたくさんいます。
そういう方にお伝えしたいのは、練習の量をこなしたことに満足しない方が良い、ということです。もちろんたくさん練習すれば上達し易いですが、それだけを目的とすると逆に伸び悩むことになりがちです。
これは全く僕自身がやってしまっていたことなんですが、「頑張る」「一生懸命やる」というのをただ「量をこなす」「ガムシャラにやる」ことと同義だと思わないようにした方が良いです。
昔サッカーのブラジル代表キャプテン(ドゥンガと名前を出してももう覚えてない人が多そうです)が書いていたことなんですが、
日本人サッカー選手の「頑張る」は、「たくさん練習する」「運動量を多くする」「ガムシャラにやる」
ブラジル人サッカー選手の「頑張る」は、「頭を使って工夫して練習する」
という違いがあるということでした。
休まず練習したり、たくさん走り回れば、それだけで頑張ったことになるという発想では効率よく上達することはできない、いかに少ない練習量・運動量でより良い結果を生むかを考えて賢く練習することが頑張るということだと。
もちろんサボったり手を抜いたりとは違います。
仕事の後に道場に来てたくさん練習して心身をスッキリさせるのが目的だという方もいるかも知れませんし、そもそも仕事も家庭もある方々が時間を捻出してたくさん練習していることは本当にすごいと頭が下がります。
ですが、柔術がそれだけ好きでたくさん練習している方にこそ、”もっと強く””もっと上手く”なってほしいのです。
自分自身がもっと賢くやればもっと上達できたと悔やんでいるから、皆さんには僕の二の舞になってほしくなく、もっと効率的に上達してほしいと思うのです。
具体的には、相手の力を利用すること、タイミングを計ること、ちょっとした違いに気づくこと、最小限の力で戦えるようなテクニックを追求すること、などを常に考え、いかに少ない練習量でそれを身につけるかを考えることです。
中山