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キッズクラスでは、テクニックを僕が指導する前に「このテクニックのお手本を見せてくれる人?」と子供達に聞いて、手を上げた子にテクニックの説明をしてもらいます。
以前はこちらが指名してやってもらっていたのですが、子供によって、やればできるけど説明するのは苦手だったり、人前だと委縮してしまったりしてしまい、逆に自信を失うような気がしたので、始めから自分でやりたいと思った子にやってもらうことにしました。
そうなるとほとんど手を上げるのは一年生になってしまいました。僕も自分が子供の頃を思い出すと人前で何か発表したりするのは恥ずかしくて避けてましたね。失敗して恥をかくのが嫌だったのでしょう。
キッズクラスでも一年生はまだ失敗を恐れないためか率先してやってくれます。3年年以上になると恥ずかしさが先に立つようなので、そこを失敗しても恥じゃないんだ、と思ってもらえるような声掛けや指導を僕がせねばと思っています。
大人であれば言葉で説明することで理解が深まりますが、子供の場合は感覚が勝っている気がします。全然言葉で説明できなくても体を動かすと素晴らしい動きを見せてくれる子が多いです。ですので、下手に言葉で説明しすぎるのは避けて、3つくらいの手順に絞って説明しています。
始めに○○して、次に△△して、最後に✖✖します。このくらいだと言葉でも説明できてそれを実際の動きでもキッチリやることができます。
これを頭で考えなくてもパッとできるようになった子達には、次のディテイルを指導するようにして、少しずつレベルアップを図っています。
子供達は僕が思うよりもテクニックをちゃんと分かっていることもあります。
先日のキッズキャンプで5年生以上のグループが習った難易度の高いデラヒーバガードからのテクニックを、キャンプ後の中級クラスで指導しました。
手順が多く案の定できる子は少なかったので、まだこれを教えるのは早いなと思ったのですが、できないなりに気に入った子はドリルの時間に自分で練習を続けており、何とスパーリングで成功させる子も出てきたのです!
子供だからこれは難しいとか無理とかを一概に決めず、1人1人をよく見て指導していかねばと改めて思いました。
中山