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白帯の人がルールを知らないために犯しがちなミスについて書いておきます。
レフェリーの「ルーチ」と「ファウタ」という言葉について覚えて下さい。
これを言われて勝手に戦いを止め、スタスタ歩いてマット中央に行ってしまう人がいます。
戦いを止めるのはレフェリーが「パロー」と言った時のみです。ちなみに「パロー」と言われた時は動かずにそのまま静止して、レフェリーの次の指示を待ってください。
「ルーチ」は「ストーリング=試合を膠着させている」ことに対して「もっと積極的に戦いなさい」と言っています。自分に言われた場合は次のポイントやサブミッションを狙うために動いてください。
もう一つの「ファウタ」は反則を犯した選手に対して発せられます。当然これを言われて止まっては行けません。
「ルーチ」「ファウタ」と言われた選手にはペナルティーが1つ入ります。
・1回目はペナルティーのみ
・2回目はペナルティーの加算と相手に1アドバンテージが入ります
・3回目はペナルティーの加算と相手に2ポイント入りスタンディングから試合が再開されます
・4回目のペナルティー加算で失格負けとなります
もし袖口に指を入れた場合などは、その手を叩いてから発せられることもあります。いきなり手を叩かれてビックリしないように注意してください(笑)。
もしこれらを言われて、意味が分らなくてもレフェリーに話しかけてはいけません。
レフェリーに話しかけて良いのは「医療の問題、道着の問題」等について必要な意思表示する時だけです。
「相手の指が目に入った」とか「袖の中に指が引っかかってしまった」とかがそれに当ります。
選手は試合に出場する時に「私はルールを把握しそれを遵守します」という文章に同意しています。反則はIBJJFのルールブックを読んである程度把握しておいてくださいね。
中山