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4月からレギュラークラスをこれまでの90分から60分に変更しました。
白帯でまだ90分参加する体力が無い、
練習を長く休んで体力が落ちた、
仕事または家庭の都合で90分はちょっと長いと感じる、
などの方々がレギュラークラスに参加しやすくなるようにと考えての変更です。
レギュラーと入門・ベーシックの違いは下表のとおりです。
レギュラー | ベーシック | |
テクニック内容 | ベーシックの応用やベーシックには出てこない中上級テクニックが中心のレッスン | べーシックカリキュラムに沿ったレッスン |
スパーリングの内容 | 立ちからが中心・5分~ | クローズドガードから・3分~ |
スパーリングルール | 茶黒帯ルール(ルールで許される足関節技あり) | 白帯ルール・足関節技なし |
レギュラークラスへは白帯1ストライプから参加が可能ですので、どんどん参加してほしいです。
表を見て不安に思う方のために、いくつかレギュラークラスで対応していることがあります。
1.テクニックの難易度の不安に対して
1つ目のテクニックはベーシックテクニックを指導し、2つ目からその応用に入りますので、全く理解できないということにはならないです。
また、もし2つ目からが難しいと感じたら、1つ目を繰り返し練習しても大丈夫です。
2.立ち技への不安
レギュラークラスではスパーリングの前に、立ち技練習の時間を設けています。
全く立ち技を知らない方にはガードプルかダブルレッグテイクダウンをそこでお教えします。
また、立ち技に不安を感じる方はスパーリングを膝立ちから始めるようにしています。
3.スパーリングの分数への不安
5分は無理と思われる方には、1分待って残り4分で行うようお伝えしています。
5分やるつもりでスタミナが切れた場合はそこで終了してしまって大丈夫です。
4.足関節技への不安
足関節技に入られたら即タップすれば大丈夫です。
また白帯相手に足関節技ばかりを狙う人はいませんので心配無用です。
徐々に防ぎ方を覚えスパーリングの中で慣れていくと良いです。
これ以外に「自分が出ることで皆に迷惑をかけるんじゃないか」と言われる方がおられます。
自分だけ1つ目のテクニックをやり続けたら、自分だけ立ち技やらず膝立ちからスパーリングしたら、自分だけ4分でスパーリングしたら、と。
自分みたいに弱いと練習相手にならないんじゃないか、と。
ですが、柔術は初心者との練習で学ぶことがたくさんあります。
人に教えることは自分が上達するための良い手段です。
そして、誰もが自分も始めは初心者だったことを覚えています。
自分も格上の人にいろいろ教わって上達してきたから、次は自分が初心者の人にそれを返したいと皆が思ってます。
柔術道場というのは、そうやって回っています。
白帯の方はレギュラークラスに出る時「よし色帯達に俺との練習でいろいろ学ばせてやるか!」と思って参加してください。あくまでも脳内で思って口には出さない方が良いです(笑)。
中山