ストレッチと正しい知識

オンラインクラスでストレッチも行っています。

 

だいぶ前に書いたような気がしますが、僕は小学生の時にジャッキーチェンの映画を見てジャッキーチェンになりたいと思っていました。

 

同じタイミングで近所の図書館で千葉真一の「千葉ちゃんのスポーツ特訓!」という本を見つけて熟読し内容をイチイチ実行してました。

 

例えば、人混みで帽子を目深に被って人を避けるトレーニング。足元しか見えないのでかなり近づかないと他人が視界に入らず、反応速度とステップのトレーニングになります。ちなみにそれは中学生の時です。

 

本の中に柔軟体操は毎日やればどんな硬い人でも柔らかくなると書いてあったので、中学生の時以来風呂上りにストレッチをするようになり、首をケガして現役選手を引退するまではほぼ毎日続けていました。

 

その結果、開脚前屈は上の写真くらいできるようになったのですが、下の写真のようにお尻に筋肉は硬いままです。

 

お尻の筋肉が硬い僕はあぐらをかくのが辛く、下図の股関節外旋(ラバーガードとかをする動きです)の可動域が極端に小さいです。

 

実は中学生の時から硬いことに気づいていたのですが、知識がなかったため腿の内側の筋肉を伸ばせばあぐらがかきやすくなるだろうと、腿の内側のストレッチに力を入れてしまってました。

 

総合格闘技を始めた後、体のことを勉強して自分の股関節の硬さの原因は腿の内側ではなくお尻の筋肉にあるんだと知りました。

 

それ以来柔らかくなりたくていろいろ試しましたが、ラッソーガードに取り組んでいる時に膝の外側靭帯を傷めることが多々あり、股関節外旋ストレッチは硬くなるの防止程度にしかやらなくなりました。

 

ですが、ここ数年自分のケガが増えて体について改めて様々なことを学び、すぐに柔らかくなることを焦らず続けていたら、少しずつ柔らかくなってきました。

 

正しい方法で地道に続けることが大事です。引き続きセミナーなどでハピトレの小岩さんの力をお借りしながら、皆さんにも体についての正しい知識を身に付けてもらいたいです。

 

中山