できるだけ楽をしましょう

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今日のベーシッククラスで、ルースター級(道着込みで57.5kgまでの最軽量級)の金本さんが、ライト級(道着込みで76kgまでの階級)の吉野さんとスパーリングしました。

 

金本さんはトップで攻めたいのですが、吉野さんの襟の引き付けと腰を足で突き放す力で、下の写真のように頭を下げて動きを制限され、その後スイープされてしまいました。

動画をキャプチャーして拡大したので画像が粗くてすみません。

 

クラス後に金本さんに

「相手の方がフィジカルが強い場合は、立って踏ん張らなくても良いですよ。後ろに手をついて座り込んで、重心移動を使って力で対抗せずに良いおベースを作りましょう。」

と話しました。

 

下の写真はアドバンストカリキュラムのオープンガードに対するコンバットベースセットアップの方法です。

 

 

Lesson 3 パスガード Part3

1. コンバットベースセットアップ、ニースルーパス(パラレル、ワイプ)

 

 

 

こちらはテクニックライブラリーでオーバーヘッドスイープを狙われた時に座り込んでグリップを解除する方法です。

 

 

テクニックライブラリー ガードポジション(トップ)

ディフェンス vs オーバーヘッドスイープ

 

 

 

”背筋を伸ばして頭を上げる”というのは基本ではあります。真面目な人ほどそれをしっかりやろうとして相手と力比べになりがちですね。

 

僕も発想の柔軟性がないので、ついつい頑張って耐えたりしてしまいますが、不必要な力を使わずテクニカルに戦うには、ある意味「楽をしよう」という発想が大事です。

 

常に「もっと楽できる方法はないか?」と探してください。

 

中山