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初心者の人で、テクニックを練習する時に手順を声に出して言葉で覚えようとしている人が結構います。
一時的に覚えて再現している時はそれでも良いですが、柔術のテクニックは無意識に使えるようにならねばならないので、
なるべく言語化するよりも視覚化した方が良いです。
ですが、視覚化のみだと自分の課題が意識しづらいので、言葉を使って覚える必要も出てきます。
その時は、なるべく一言で自分のやりたいことを表している、思い出す切っ掛けとなる短い言葉を使うと良いです。
例えば「相手の首の下に腕を深く入れ、肩を相手の顎に当て脇を締めプレッシャーを掛ける」は、
「首を殺す」の一言で多くの人がそれを表しているのではないかと思います。
僕自身の例だとパスガードが片側に偏りがちだった時期があり、その頃は「パスは左右に」とか「逆サイドへ」とかを、
キューワードにしていました。
全てを言葉で覚えようとしている人は、ぜひキューワードを取り入れて欲しいです。
中山
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