テクニックの習得方法について、スポーツ心理学とか脳科学に基づいた学習方法の知識を使って考えるのが好きです。
先日トーニングの専門雑誌に効果的な学習方法についての記事があったのでサラッと紹介します。
効果的にものごとを学習し習得するために以下のように目標設定すると良いそうです。
①コミットメント
例えば「リバースデラヒーバを身に付ける」「クロスニーパスを身に付ける」「パスガードを完封する」など大枠で目標を決め、それを紙に書いておいたり、周りの人に宣言することで明確にしておきます。
②具体的な課題
①のコミットメントを具体的な要素に分けて一つ一つの課題として取り組みます。
課題を設定する時は「結果にフォーカス」せず「過程にフォーカス」します。
例えば「パスガード完封」というコミットメントの場合に「クロスフェイスさせない(首を固めさせない)」というのは「結果にフォーカス」した課題設定です。
一方「過程にフォーカス」した課題設定とは「相手のファーサイドの袖と襟をブロックするかグリップすることを狙う」などです。
「パスガード完封」→「首を固められてのパスが多いので取らせない」→「ファーサイドの肩と腕を止める」というように「コミットメント」を小さな要素に分解していきます。
「クロスフェイスさせない」という結果にフォーカスした課題は、自分のやるべきことが曖昧になります。
一方「ファーサイドの袖と襟のグリップを狙う」は、自分のやることがハッキリしています。それができるかできないかではなく、それをしようとすることにフォーカスします。
今まで意識してこなかった人は上手く活用してみてください。
中山
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