どうも三瓶です。
先日、白帯の方でレギュラークラスに初めて参加したという方がいました。その方は今まで、自分のレベルでレギュラークラスに参加したら迷惑がかかると思っていたのですが、他の会員さんから誘ってもらったことをきっかけに参加してくださいました。
レギュラークラスでは、ウォーミングアップ後の「ドリル練習」、スパーリング前の「立ち技打ち込み」、「立ちから始めるスパーリング」という点が大きな違いだと思います。
初めてのレギュラークラスで心が折れるポイントが3つあります。①ドリル練習、②難易度の増すテクニック、③スパーリング
です。
①ドリル練習
ドリル練習の時には、先生が3つぐらいの技を見せてくれて、30秒ずつぐらい打ち込みをするのですが、初めての人は周りの速さについていけなくて心が折れることが多いです。
エビや柔術立ちをそのうち覚えるのと同じように、ドリルもある程度やるものは決まっているので、出ているうちにできるようになります。
それでも気が引けるという方はドリルでやる技をいつでも教えます。
大体やるのは、、ブルファイターパス、レッグドラッグパス、クロスニースルーパス
が多いです。まったく違う技でも「次やる時にできるようになればいいや」ぐらいで大丈夫です。
②難易度の増すテクニック
クラスでやるテクニックが難しくて、どう受けていいかすらもわからない時にも、「自分にはまだ早かったのか」と心が折れそうになります。
難しい技の時には色帯の方ですら混乱する時はいっぱいあるので、それも気にしないでください。どうしても難しい場合は最初に習った技だけやって、それ以降の技はしないというのも大丈夫です。
③スパーリング
最後に心が折れるポイントがやはりスパーリングですね。やられてしまう回数は格段に増えると思います。
スパーリングの時間も長いので体力的にきついです。その時は休む、ライトスパーで頼む、時間を短くしてもらう、膝立ちから初めさせてもらう、等々遠慮なく先生に伝えてください。
レギュラークラスのいいところ
先日初めて参加した方は
「うまい人とのスパーリングは上手に動きを誘導してもらってやりやすかった」
と仰っていました。上手な人と練習すると自分も上手になります。これが一番大きいですね。上手な人は技の受けも上手ですし、うまくいかない時はその場でちょろっとアドバイスもくれます。
さらに、上手な人に技をかけられると力づくではないので痛くありません。下手に抵抗すると思わぬ怪我をすることがありますが。
スパーリングの心構えとして、対処の仕方がわからない時はすんなりパスされたり、スイープされたり、極められてしまえば滅多に怪我はしません。これはレギュラークラス以外でもいえることです。
それでも、「いや、俺はもっと基本ができてからじゃないと、レギュラークラスには出ない!」という方
この言葉を贈ります。
よく基本が完璧になってから、応用をやりたいという人がいますが、基本が6,7割できたら応用に行きましょう。基本が完璧になるなんてことは永遠にありませんから
僕が学生の時に、慣れ親しんだ内容から出たがらない生徒に、先生が言ってくれた言葉です。
応用を習うと基本がよりわかるということもたくさんあります。
ベーシック、ビギナークラスにかなり慣れたと思う方は、ぜひ時間の合う時にレギュラークラスにも参加してみてください。
とても長くなってしまいました。読んでくれてありがとうございました。
写真はこの前の練習試合の前に「緊張する〜」と言いながらめっちゃ笑っている廣野さんです。この記事とまったく関係ないですが載せてみました。