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白帯の石井さんはまだストライプ1本ですが、非常に良い動きをします。
昨日の三瓶とのスパーリングでは、素早いショルダードライブパス、クロスニーパスで足を越えてサイドに回っていましたが、すぐにガードに戻されてしまっていました。
柔術はテクニックが最も重要と僕らがいうのはこういうところです。
ディフェンステクニックを知っている相手に対しては、いくら素早く動いて相手の足を越えることができても、そこからサイドコントロールで押さえきるためには詰めのテクニックを知らないと抑えきれません。
「もっと別のパスガードをたくさん覚えなきゃダメですね」という初心者の方が多いのですが、それには
「まずは今使っているパスガードが何で相手に戻されているかを考えてましょう。」
「別のパスガードももちろん覚えたいですが、ただたくさん覚えるんじゃなくて最初に使ったパスガードに対するディフェンスに対して有効なものをもう一個で良いです、最初は。」
と答えています。
これを防がれたから、じゃああれやってみよう、それも防がれたから、じゃあこんどはこれ、という関連付けない覚え方は実戦で機能しません。
ショルダードライブパスをちゃんと覚えて使っているのに防がれたら、それがどういうディフェンス方法で防がれたのかをまず知らねばなりません。
それがわかったら、
プッシュで押し返されているのであれば体の捻りでかわす、
腹ばいで逃げられてるなら首を殺す、
足を絡まれてるのなら腰や手で相手の足を制する、
などの対策が立てられます。別のパスガードを覚える時は、相手によくやられるディフェンスへのカウンターアタックになるパスガードを覚えた方が良いです。
時々「色帯の人には習ったテクニックが全然かかりません。一生かかる気がしません。」という初心者の方がいますが、スパーリングを振り返り、よく研究して自分のパターンに相手をはめ込むことを考えまくり出直してください(笑)。
もちろん僕ら指導員がお教えしますし、色帯の人にもどんどん聞いて習うと良いですが、とにかく自分で考えることが一番です。
”Don't think, feel!”はもちろん大事ですが、”Don't give up, think!”と僕は言いたいです。
中山