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今週のレギュラークラスでは、レッグロック、特にトーホールドとストレートニーロックを中心に指導します。
白帯から紫帯までが試合で使用できるレッグロックは、ストレートフットロックのみです。ベーシックカリキュラムで学ぶので道場の全員に馴染みがあると思います。
トーホールドとストレートニーロックを試合で使えるのは茶帯以上ということで、白から紫帯の方々は練習で使うのをためらう人が多いような気もします。
白帯の方には、まずパスガードとパスガードディフェンスの攻防、そしてサイド、マウント、バックなどで相手をしっかりコントロールするポジショニングの技術を学んでほしいので、あまり足関節をオススメしません。
ですが、ある程度パスガードやポジショニングの技術を覚えたらどんどんレッグロックも使った方が、さらにそれまでに習ったテクニックを生かせるし理解も深められると思います。
パスガードディフェンスで足を利かせる技術は、そのままレッグロックの攻防で相手の足をコントロールすること、コントロールさせないことに必要とされます。
パスガードやスイープなどにレッグロックを混ぜることで、相手の意識を分散させることも学べます。一つのテクニックにこだわるより技を散らした方がずっと楽だよということを。
と書きつつ僕自身は基本的にきっちりとパスかスイープしてポジションを制してからサブミッションに行くのが好きでアームロックやチョークを使うことが多かったし、試合は相手とギリギリの勝負になることが多かくレッグロックはさほど使いませんでした。
ですが、一本取り(サブミッションを取ったらそこで終了する)スパーリングなどをやるときや、自分の中で今日はサブミッション中心に攻める日というのを設けてそれに取り組みました。
皆さんも実際試合で使うか否かは置いておいて、柔術をより理解するという意味でもぜひ使ってみてください。
中山