試合で経験すること

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2週連続で大会があり出場した方と試合のことをいろいろ話しています。

 

初出場の沼さんは「自分の想定したことが何もできませんでした。一つも思ったとおりにならなかったです。」と話していました。

 

試合はホントそうなんですよね。特に白帯、青帯くらいまではまだ穴が多いので、そうなりがちです。

 

僕もずっと経験してきました。そんな時に他の人から言われたのが「試合って予想してない展開になったりするから面白いんですよ。」という言葉です。

 

それ以来予想外のことが起きるのが試合なんだ、それを楽しもうと考えるようになり、試合への不安が一つ減りました。

 

沼さんはガードに入れてそこからこうして次にこうして、くらいまでを考えていたそうですが、試合前に決めておくのは試合の最初に引き込むかテイクダウンを狙うかくらいにしておいた方が良いです。

 

そこまでは自分である程度コントロールできます。想定しておくことで落ち着くこともできます。ですが、その先は頭で考えるよりも体の反応に任せましょう。

 

もう一つ沼さんが話していたのは「相手はものすごい力でした。で、これは最後まで続かないだろうと思ってたら最後まですごい力でした。」ということです。

 

試合というのは一発勝負なので力の出し惜しみをしません。ものすごい力が出ます。それは自分もそうで、力を入れすぎないようにと思っていても、ものすごい力を発揮してしまってます。

 

だから相手の力がすごいと思っても「こんな力の強い奴には勝てない」と怯まずに相手もそう思ってると思ってください。

 

そしてこれを経験すると、練習で力に頼らずテクニックを使うことの必要性が分かると思います。相手の力を利用することや、自分の力を相手の弱い部分にぶるけることを常に意識しないと、試合でフルパワーを出してくる相手には技がかかりません。

 

スパーリングもそうですが、試合はスパーよりもずっと多くのことを学べる場だと思って、この経験を活かして次の試合にチャレンジしてほしいです。

 

中山