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少し前に、ヒロユキさんに茶帯4本目のストライプを巻きました!
僕が巻く最後のストライプで次はいよいよ黒帯です。
ヒロユキさんはほぼ毎日道場にいるのではないかと言うくらいの練習頻度の高さです。レギュラークラスではいつも技の受け手を務めてもらっています。
トライフォースのカリキュラムを広く深く理解しており再現力が高く、受け手としてやって欲しいリアクションも瞬時に察知して出してくれます。
ヒロユキさんへは黒帯昇格の課題として、ガードディフェンスに取り組むことを勧めてあります。根本的な課題は、自分と相手の全てを感じ取る意識を持つことです。僕自身そんな達人的な感覚は身に付けることができていませんが、いつも意識しています。
ヒロユキさんは、常に自らアクションを起こさねば気が済まないような戦い方をしがちです。僕もそういうタイプなので分かるのですが、そうすると相手をよく観ることが難しくなります。
この「観る」は、全身の全感覚を使って感じ取ることを言います。一方「見る」は目で見ることです。柳生新陰流の兵法家伝書だったか、宮本武蔵の五輪書だったかに書いてあったのを読んで以来「観る」と「見る」を使い分けています。
アタックへの意識が強すぎれば下手をすると自分が狙っている部分、例えば腕なら腕だけを「見て」しまい、相手のリアクションを利用して技をかけるタイミングやチャンスを逃します。
また、視界が狭いため、思わぬ相手の攻撃を受けてしまいます。
一方、ディフェンスに意識を置くと相手の様々な動きに応じようとして、自分と相手の全体を「観る」ことが必要となります。
「観る」が不十分な人は、一定期間スパーリングで後の先(相手の動き始めを察知してそれに応じた技をかける)を狙う練習すると良いです。
僕も新しく習得しようと思うテクニックがある時など、そればかり考えてしまいがちになるため、事あるごとに自分に「観る」ことを言い聞かせています。
ヒロユキさんは黒帯への課題としてこれに取り組んでほしいですが、他の皆さんも自分に「観る」意識が不足していると思われる場合は、白帯からでもこれに取り組むと良いです。
中山