情報過多との戦い

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白帯の方々と話していてよく聞くことに「テクニックが多すぎて自分がどれを使えば良いのか分からない」というのがあります。

 

大会で優勝した後の高田さんと話した時は、

 

「下は全然自信ないです。いろいろやって、結果どれも中途半端になっちゃって。」

 

「いろんなテクニック習ったりyoutubeで見つけたりして、すごく楽しいです。楽しいんですけど、いろんなことやって結局どれもちゃんとできるようになってません。」

 

秋元さんは、

「1つに絞ってやってみるんですけど上手くできなくて、そういう時にyoutubeとかで新しいの見つけると、お、これなら行けるんじゃないかと飛びついちゃうんですよ(笑)」

 

他にも、

「スパイダーガードやりたいんですけど、リバースデラヒーバのかっこいいテクニックを昨日youtubeで見ちゃって、あ、これだと思っちゃいました。」

 

などなど、皆がこのジレンマに陥りますね。

 

僕も最初はそうでしたが、試合で勝つという目標設定をすることで、テクニックを1つに絞って練習するようになりました。

 

たくさんのテクニックを習ったり見つけたりして楽しむのと、実際に自分が得意にするためにスパーリングで使って磨くテクニックは分けた方が良いです。

 

何かテクニックをやってみて次に行きたくなった時、行ってよいか否かを判断できない時の解決策は、

 

1.指導員や色帯に聞く

自分より経験とレベルが上の人に、客観的に判断してもらうのが初心者にとって最善です。

 

改善すべきところにまだ手をつけてない、気づけていないのに、諦めて別のテクニックに移ってしまう人が多く勿体ないのです。

 

2.期間を決める

僕の場合は3ヶ月で1つのポジションにつき1つのテクニックを身に着けるようにしていました。

 

スパーリングや試合でそのテクニックを使い、ダメなところ直したり他のテクニックとの繋げ方を覚えたりしました。

 

締め切りを決めてその間に1つのテクニックを覚えようとすると必死になります。

 

 

スパーリングや試合で掛けられるレベルの得意技にするには、エントリー、コンビネーションの仕方、相手のカウンターへのディフェンスなどで、ヴァリエーションを増やし様々な相手に対応できるようになってなければいけません。

 

それにはスパーリングでたくさんやられる必要があります。

 

やられるということはテクニックに改善の余地が見つけられたということなので、喜ばしいことなのです。

 

クラスに参加して習ったテクニックやyoutubeなどで見たテクニックは、そのテクニックの存在を知っておくためだと考えて自分が得意にしてスパーリングで使うテクニックと分けてください。

 

相手にかけられた時に知らないテクニックは防ぎ難いです。

 

また、知っておくことで今後壁にぶつかって新たに身に着けるテクニックを探す時、選択肢が増えます。

 

中山