月曜日祝日のビギナークラスです。
写真で上から攻めている赤松さんですが、ガードが上手くパスガードディフェンスはかなりのものです。
ガードはスパイダー、デラヒーバを使いこなしていますが、アタックはまだ自分の得意なモノが掴めていないようです。
この日は黒帯の平部さんを相手にスパイダーガードから攻めたのですが、崩しが効かずすぐにデラヒーバガードに変化していました。
僕はそれに対し自分の一番得意なスパイダーガードで攻め続けるようアドバイスしました。
初心者には、手を変え品を変え、という感じで目まぐるしく中途半端に攻めを切り替える人が多く、そういう人には「何か一つ攻めを絞って練習することで、そのテクニックの実践的なディテイルを身に付けるべき」だと伝えています。
何種類ものガードを練習するのがダメだ、と言っているのではないのですが、そこを今まで上手く伝えられてなかったかも知れません。
昨日は赤松さんに伝えたのは「赤松さんのスパイダーガードからのキックスイープが掛からない場合に、
1.相手が何もしないのに掛からない場合
2.組手や姿勢を変えたりステップしたりすることで掛からない場合
があるけれど、平部さんはただ受けていたのに赤松さんの崩しが不十分なため掛からなかったので、リアクションを引き出すために逆側に崩す動きを入れたり、崩し方をあらゆる方向に変えて試してみるべき」ということでした。
そしてスパーリングの中で様々に工夫してもダメだったのなら、スパーリング後に相手に聞くなり自分で研究するなりして、次のスパーリングまでに一歩前進すべきです。自分の得意にしたいテクニックを放置してはいけません。
逆に相手が自分の攻めに対して、何らかの変化をし対応してきたために技が掛からないのであれば、別のテクニックを混ぜたり、学んだりする必要があります。
クラス後に赤松さんに改めてキックスイープをやってもらったところ、崩す方向が若干ずれていたので修正し、崩しの原則について話しました。
一つのテクニックを習得することから、他のテクニックに応用可能な多くのことが学べます。初心者の人は上に書いたことを気にしながら練習してみてください。
中山
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