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山崎さん、山野井さんら一部のパワーファイターの方々に「力を使い過ぎないように」とアドバイスしています。
パワーを使うことが絶対的悪ではないのですが、パワーに頼って相手のテクニックを潰してしまうと自分自身がテクニックを向上させる機会を失ってしまいます。そこが問題です。
特に、自分より格下の相手、力の弱い相手とのスパーリングでは、相手の力を感じて押してくる力をいなしたり透かしたりするよう言っています。
ただ自分が力で相手を負かしていることに気づいていない場合はなかなか難しいです。
そこでそういう時は「ゆっくり動きましょう」と伝えています。ゆっくり動くには自分の力をコントロールせねばならず、より自分の力発揮のパーセンテージを意識しやすくなると思います。
スパーリングで「力を抜こう」と思っても、どうしても力が入ってしまう人は「テクニックの練習をしている」と考え「勝負に拘らないこと」と上に書いた格下相手の時に「ゆっくり動く」を実践してみることをお勧めします。
中山
