話すより話させる

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キッズクラスでは質問を多くするということを以前書いたのですが、質問をたくさんすることでクラス中のコミュニケーションがすごく楽になったことを実感しました。

 

基本的に同じ技を繰り返すので聞くことは同じです。同じ質問、同じ答えの反復ですが、それでも聞かれてすぐに反応するというのがいい練習になっているのだと思います。だんだん僕が話す量が減って子どもが技の過程を全部説明してくれるようにもなってきました。

 

飽きるほど同じ技をやっていますが、少し手を加えれば違う技がいくらでもでてくるのが柔術です。ちょっとしたことで大きく結果が変わるのが柔術の面白いところであり、難しいところだと思います。

 

質問と返答をたくさん繰り返してそのような変化にも対応できる集中力をつけさせていきたいです。そうしたらもっと柔術を楽しんでもらえるでしょう。それまではまだ準備期間です。

 

写真はスパーリングの様子です。低学年の子もマットをもってぶつからないように間に入ってくれています。

 

先輩のスパーリングをみたり、間に入って安全な練習に協力してくれている姿をみて柔術もチームで強くなるのだなと改めて思いました。