自分への言葉

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昨年末無理したツケが祟って今年に入ってから首の不調が治まりません。

 

スパーリングができないのでトレーニングで体力維持せねばという思いが強すぎたのか、

2週間くらい前のトレーニング後から坐骨神経痛まで出るようになりました。

 

そこで、時々お世話になっている治療家の先生に施術してもらってきました。

 

首回りも腰回りも不必要にアウターマッスルに力を入れているせいで筋肉の張りやコリがあり、

それが首腰の不調を引き起こしているのではないかと指摘され、インナーマッスルを使うエクササイズを習ったのですが、

その時に「回数や重さよりも動きの質を高めることに意識を置いた方が良いです。」と言われました。

 

指摘を受けて思い返せば、

 

絵を描く時は上手く線を描くことに集中しすぎ、

デスクワークをやる時は仕事内容のことばかり考えて、

トレーニングの時は鍛えねばとうい意識が強すぎて、

 

動きの質への意識が薄いまま繰り返していました。

 

その時の成功失敗に拘り過ぎて、長い目で見ると不調を引き起こす原因を無視してしまうという、

柔術を指導する時に僕が皆さんに言っていることそのままです(笑)。

 

月曜日に白帯の野口さんに指摘したのは正にそのまま自分への言葉になりました。

 

野口さんは練習回数が10回を少し越えたくらいで、最近多忙で中々思うように練習に来られず、

まだ覚えているテクニックが少ないです。

 

スパーリングではどうしても勝負に拘りヘッドロックで抑え込んだりマウントボトムで腕を伸ばしてブリッジしたりしています。

 

白帯同士だと通じることもありますが、先日は紫帯のセルジャンとのスパーリングでミスを突かれて極められまくりました。

 

セルジャンは「サブミッションをプレゼントしてくれてありがとう!」と言いつつ、クラス後にどこがいけなかったかをいろいろ教えてくれました。

 

その時僕は野口さんに、

 

「その場の勝負に勝とうとして本能で戦っているので、白帯同士で通じることもありますけど、紫帯とかだと通じないですよね。柔術のテクニックを使おうとしてみると、その時はやられるかも知れませんが、長い目で見れば確実に強くなれますよ。」

 

とお話ししました。

 

皆さん、今度僕からこの手のアドバイスを受けたら「また、自分自身に向かって話してらあ」と思っていてください(涙)。

 

 

中山