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キッズクラスでも、出席回数に応じて4段階に分けてストライプを巻いています。4本目になると次は帯の昇格になります。
ストライプを巻く時は、練習を積み重ねたことに対してよく頑張ったねと伝えるとともに、その子が良くなったところや、もっと良くなるために必要なところも伝えています。
ショウスケは灰帯に上がって初めてのストライプでした。柔道の投げ技が好きでよく練習して上達しています。練習してどんどん得意技を伸ばすことで柔術が楽しくなっていると思います。
一方で、今は苦手なことも必要に応じて取り組むよう伝えています。低学年の子には少し難しいのかも知れませんが、それができるともっと楽しくなるよと話しています。
タイセイは白帯3本目、ルイは黄帯2本目。2人とも週4回の練習にほぼ毎回参加してくれています。
タイセイには、練習をよくしてるから得意技が増えてきたね、この調子でもっとできることを増やしていこう、
ルイには、強い相手に対してもしっかり守りができているので、次はそこから攻められるようになろう、最初は失敗しても練習を続けているとできるようになるよ、
と伝えています。
子供は体格差が大きいので、僕が見てよくできていると思う技でも、相手によっては全くかかりません。また同体格でも運動能力の成長差があるので、技よりも動きの良さが勝ってしまうこともあり、強さや勝負は気にしないように言っています。
新しいことにトライし、工夫して、技を身につける楽しさ。自分の身体がどんどん思い通りに動かせるようになる楽しさ。
そんなことを感じてもらえるような指導を心がけていますが、基本取っ組み合って転げまわっているのが楽しいようで、彼らは僕に身をもって柔術の楽しさを教えてくれてます。「先生、頭で考えるんじゃあない!感じるんだ!!」と。
中山