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この前、オープンマットや家でのドリルのススメを書きましたが、ドリルというと皆さんどのような目的で行うものをイメージするでしょうか?
多くの方がやっているのは、新たにテクニックを習得するための反復練習、もしくはブルファイターパスなどシンプルな動きを素早く反復するスピードドリルだと思います。
もう一つお勧めしたいのはリマインダーとしてのドリルです。
帯が上がるにつれて、テクニックが増えてきますが、それらに即座に対応するためには、普段からそのテクニックのドリルをやっておく必要があります。
そこでリマインダードリルです。
様々なタイプの選手とスパーリングするというのも並行してやっておきたいですが、そこまで多様なタイプとスパーリングできなかったり、スパーリングの本数をこなせない場合にも有効です。
僕は現役選手時代、すでに習得している状況ごとのテクニックを左右2~4回ずつ反復するようにしていました。これはある選手がやっていたことの真似なんですが、僕にはかなり良かったです。
やってみて引っかかるものは回数を増やし改善を図りますが、それ以外はどんどん進めていきます。反復して習得するのではなく、頭で考えることなく技が出せるかの確認が目的です。
相手のガードの解除だけでも、ざっと書いて下記の通り18個です。
DLR(デラヒーバ)ガード
リバースDLRガード
オープンガード基本形
ニーシールドHG(ハーフガード)
SL(シングルレッグ)ガード
バタフライガード
Xガード
SLXガード
シッティングガード
スパイダーガード
ラッソーガード
インバーティドガード
クロスガード
ディープHG
ワームガード
スクイッドガード
50/50ガード
クローズドガード
各ガードでさらに、グリップも足の位置も様々あり、すぐに4倍5倍に増えます。上に書いた18個×4で72個の状況となります。
ガードだけでもこれだけになり、一つに30秒かけたとして、全部やると休憩を挟まないとしても36分かかってしまいます。
習得して定着したテクニックは、そこまで頻繁に思い出さなくても記憶は保持されると言いますが、少なくとも半月に一回程度、できれば週に1回は記憶を呼び起こしておきたいです。僕の経験では、月1回程度だとパッと自動的には出せなくなります。
ですので、リマインダードリルは回数は少なくしてぱっぱとやって全ポジションを網羅しておきたいです。
中山