昨日は今年最後のJBJJF(日本ブラジリアン柔術連盟)主催大会、関東選手権でした。
一番手の小寺君は、前半ずっと立ちの攻防で、相手のシングルレッグをカウンターで投げる展開でしたが、投げがすべて場外になってしまい、ポイントを取れず。
中盤からガードを織り交ぜ互角の戦いでしたが、終盤一瞬の隙を突かれテイクダウンの2点を失い0-2で敗れました。
終了後ずっと「人生で一番悔しい」を連呼しており、自分で試合を振り返り僕にそれを伝え対策を聞いてきました。その気持ちがあれば強くなれるので大丈夫です。
続く戸根さんは前半クローズドガードから攻めたのですが相手のベースが強くオープンしたところを攻め込まれました。
ハーフで粘ったのですがパスのアドバンテージを奪われ、アドバンテージ0-1で初戦敗退でした。
負けはしましたが、自分の弱点が明確に意識できたようで収穫はありました。
酒井さんは開始早々相手がガードプルから即バタフライフックで返しに来て2点を失いました。
クローズドガードから攻めて三角絞めに入れ、そのまま返したのですが場外に出てしまったため2点が入り同点。
立ちで再開後投げられて2点を失いそのまま試合終了。ガードの展開はかなり優位に進めていたので、最後のテイクダウンが悔やまれます。
リオさんは初戦得意のスイープで2点先制。そのままトップからじっくり攻めてパスガード2回の6点を追加。途中スイープの2点を失ったものの8-2と危なげない勝利でした。
続く決勝戦は、パスを逃げた際にバックコントロールを取られ4点を失いましたが、エスケープしてハーフガードトップを取りそのままパスへ。
あと一息まで行きましたが、相手に守り切られ0-4で敗れ準優勝でした。
前日のオープンクラスと併せて、ハーフガードにおけるディフェンスと相手の崩し方の技術が不足していることがよくわかりました。課題としていたトップで戦えたのは収穫です。
田上さんは初戦アドバンテージ2-0でしたが、トップから終始自分のペースで落ち着いてパスのプレッシャーをかけ続け盤石の勝利でした。
決勝はガードから得意の展開に持ち込むも相手の対応が非常によく、アドバンテージ1-2と惜敗し準優勝でした。
今年は試合に出まくりました。前半は試合が久々過ぎて勝てませんでしたが、出まくった成果は確実に出て、ここ数試合は試合内容がかなり良くなりました。あともう一息で黒帯というところまで来ていると思います。
ヒロキさんは、初戦トップからよく攻めたのですが、相手が一枚上手でスイープ2回とマウントで8点を失い2-8で敗れました。
クローズドガードに入らないこと、得意なパスガードを作ることが課題ですね。
金田さんは前半パスを逃げる相手からバックコントロールを奪い4点を先制し、その後もトップからパスのプレッシャーをかけ続けたのですが、相手の粘りに体力を消耗してしまいました。
終盤スイープされ残り僅かでハーフガードをパスされて4-5で初戦敗退しました。
多忙により練習頻度が極端に少なく、スタミナが持ちませんでした。
最後の多葉さんは初戦の相手が欠場でいきなり決勝戦となりました。
いつも通りガードに引き込み落ち着いて戦い得意のスイープからパスまで繋げ5-0で完勝!優勝しました!!
今年はここまで試合で勝ちに恵まれずに来ただけに「ようやく勝てました~」と喜びもひとしおでした。
負けてもめげず腐らず頑張って練習を続けてきた多葉さんの勝利は本当に嬉しいです!
応援に来てくれた永井さんも入って写真撮影。
途中で帰ってしまいましたが、この日は多々納君も応援とアップ相手で手伝いに来てくれました。
皆で打ち上げ!
今年はこれで終了ですね。来年は2月末にJBJJFの全日本マスター選手権が控えています。
それまで大会はないと言っていましたが、ASJJFの大会はありますので経験を積みたい方はぜひそちらに出場しましょう!
中山