汚い猫がいた街で。

今日は月に3日(2月は2日)しかない休みの日。



徹先生は、恐ろしいグンマーの秘境に 雪遊びしに行きました。



おかみは北海道の知床の出身なのですが、

東京の人は皆 道民は生まれた時からスキーをして育ったと勘違いしてる模様。

しかし道東エリアは札幌辺りよりも雪が少なく かつ気温が低いため、スキーではなくスピードスケートで子供達は育っています。

スキー要素全くなし。


で、体育大学に進学したため、周りの人は私がスキーがかなり上手なものだと思い込んでいまして、


「いえいえ、私はスピードスケートなんですよ!」


と言い出せない空気のまま、地元の友達で数少ないスキーを嗜む友人に、特訓をしてもらい、長野県で行われたスキー実習になんとなく間に合わせたような思い出があります。

(いや、全然間に合わなかったんだけど)


…まぁ、前置きがエライ事長くなりましたが

何が言いたいかと言うと


「寒い時に、雪が降ってるところに、特にわざわざ行かなくてもいい」

って事で、


今日はずっと行きたかった

西荻窪まで行ってきました。

(一言でいい所エライ引っ張った)



西荻窪。ぞうさんが空を飛ぶ商店街です。(謎)

お目当てはニヒル牛という ちょっと変わった名前で、

雑貨店か、はたまたギャラリーかという、

まぁなんというか、中央線カルチャーの発信地みたいな感じのお店でした。



柔術の仲間である、Dennis Ivanov氏(もちろん日本人)の 小さな本を買いに行きました。

氏の優しい文章は、ビジネス本や資料として読む本に胸焼けを起こしていた私に、

優しく染み渡りました。


この小さな本は、前作「南の国で、汚い猫と。」

の続編。


内容はざっくり言うと、デニスさんが、きったねぇ猫にコマされてタイの田舎に通うってお話です。

雑な内容説明ですが、犬や猫、家動物を飼ったことのある人なら誰もがこの本に、

一粒の涙と、たくさんの生きるパワーをもらえるでしょう。


本の舞台はチェンマイ。



面倒見の良い、優しい友人が、白い汚い猫を見ながら酒を飲んでいる姿が ポッと心に浮かびます。



あぁあああ、あったかい所行きたくなってきたなぁ…





おかみ