初心者で、週1,2回か、もっと少ない頻度でしか練習できない場合、習ってきたテクニックをすべてスパーリングで使おうとしても、うろ覚えで全然出てこないことが多いと思います。
そういう方は、練習するテクニックを絞った方がスパーリングを楽しめる可能性が大きいです。
例えば昨日は8デイズ会員の小山さんが、三角絞めを極めたいということで「ではスパイダーガードをやりましょう」と話しました。
ちょうど昨日のレッスンがスパイダーガードで、手足の長い小山さんはしっくり来てた感じだったのがおススメした理由です。
これまで、クローズドガードやオープンガード基本形に取り組んできて、いろいろやってみて中々覚えられなかったこともあり、小山さん自身も技を絞り込みたいと思っていたようです。
スパイダーガードからの三角絞めをやりたいと決めたら、三角絞めに加えて、先ずはキックスイープとプッシュスイープを、時間がかかって良いので習得してほしいです。
相手に応じてそれらをコンビネーションできるようになるとスパーリングが面白くなります。
さらに、アドバンストやマスターなどの上級向けカリキュラムにどんどん進んでいけますし、教則動画などを見てオプションを増やすことも可能になります。
そして、ガードディフェンスのレッスンもどんどん見て、ガードリテンションも覚えましょう。
ディフェンスは、
「そもそも相手に解除されにくいガードのセットアップ」
「解除された時のリカバリー」
「パスガードに対するディフェンス」
の3段階で準備したいです。
また、そこからさらにスパイダーを起点とした他のガードとの連絡方法も覚えていきたいです。
そして、上に書いた項目を全部同時にやるのは難しいので、一つずつ進めていけばよいです。
レベルアップするに従い、やるべきことは、どんどん増えていきますが、基礎的なことが体に染みついているので、新しいことを覚えやすくなり、上達すればするほど、一度に取り組むことを増やせるようになります。
一方で、ガードをひとまずスパイダーガードに絞って深掘するという垂直方向のレベルアップをしつつ、ほかのポジションも並行して覚えて、できることを広げていく水平方向のレベルアップも心掛けたいです。
スイープしてトップを取った後、パスされてサイドやマウントを取られた時の対処方法などです。
各ガードの解除
パスガード
サイドコントロールのトップとボトム
マウントのトップとボトム
バックコントロールの攻めと守り
タートルのトップとボトム
スタンディング
これらの各ポジションで、課題を最低1つ(多ければ4つ)用意します。課題となるテクニックを習得するために、
道場に来た日はオープンマットでドリル
練習帰り、道場に来ない日、道場へ行く前にイメージトレーニング
で習得しましょう。言語化は最初にテクニックを覚えるきっかけにするに留め、スパーリングで使うためには必ず視覚化(脳内で動画を流す感じ)しましょう。
と、かなりたくさんのことを書きましたが、これら全部が無理ならばご自分でできることを抜き出してやってもらえれば良いです。
もしイメージトレーニングのやり方や、各ポジションでの課題の設定方法が分からないなど質問がある方は直接聞いてください!
中山
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