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最近、初心者の方何人かに以下の同じ疑問をぶつけられて同じようなアドバイスをしたのでここにも書こうと思います。
「テクニックを習っても中々覚えられれないんですよ。あと忙しくて練習来れないと覚えてもすぐ忘れちゃうし。どうすればいいんですかねえ?」
習ったテクニックを全部覚えようとしていませんか?
全部覚えるのは先で良いです。習ったもののうち、自分で気に入ったものや必要だと思うテクニックに絞って、実際のスパーリングで使えるレベルにしていきましょう。
それ以外はこういう時にはこういうテクニックがあると覚えておいて、あとで使う必要が生じた時に改めて引っ張り出してきて練習すれば良いです。
アタックは得意技を一つ先ず作ってください。頭で考えなくてもスパーリングでパッと出せるレベルにします。
テクニックが通じない時には、テクニックの四大原則を思い出しましょう。
フォーム、方向、タイミング、パワー効率が正しいかをチェックしてください。
それをスパーリングで狙い続けてください。そればかり狙っていると相手のディフェンスのパターンがわかってくるので、次にそれに応じるための連係技をもう一つ覚えましょう。
二つのテクニックは同じ組手から異なる方向にかけるものにして、相手が一つ目を防ぐともう一つがかけられるような対になるテクニックが良いです。
例えばオープンガードの基本形からトライアングルチョークを狙って相手が立ち上がってそれを嫌ってきたらトライポッドスイープとかの連係です。
その二つだと通じない相手のために、もう一つ連係技を覚えれば初心者のうちはもう十分です。
例えばオープンガードに対して相手が前に前に来てトライアングルチョークに入れても潰されてしまいそうな感じの時にオーバーヘッドスイープをかけるとかです。
アタックと並行して、ディフェンスも練習しておきましょう。格上の相手には完璧だと思ったアタックが防がれることもあります。
テクニック自体を四大原則に照らし合わせて振り返るとともに、防がれた後どうディフェンスし、どう自分がアタックできる形にリカバリーするかを研究し、準備しておきましょう。
大事なのは上達を焦らないことです。やることを絞りそれを一つ一つクリアしていくだけです。
次回はクリアするための柔術ノートの使い方について書きます。
中山