インプットで気をつけること

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この前白帯の郷さんとテクニックのインプットとアウトプットについて話ました。

 

郷さんは、これまでガード中心に練習してきてガードはかなり自信がついてきたけれど、トップになると何をやるか絞り切れておらずすぐに動けない、と言っていました。

 

これは白帯によくあることですね。

 

そのような白帯の方々は、クラスで習ったり、試合を見たり、道場のスパーリングを見た中から、これは良いと思うテクニックを見つけましょう。好きな選手が使っているテクニックでも良いです。先ずそのテクニックを習得するぞと決めましょう。

 

郷さんの場合、パスガードはクロスニーパスを中心に組み立てたいとのことで、いろいろyoutubeで調べているそうです。

 

youtubeは非常に役に立ちますが、気をつけねばならないのは、関連動画などで永遠に新しい動画が出てくるため、一つに絞り込むのが難しくなることです。

 

細かいバリエーションの違いを理解し使い分けられるようになるには、先ずそのテクニックの基本ができねばなりません。

 

ですので、一つ先ずお手本となるテクニックを選んだら当面それに絞って練習した方が良いです。

 

関連動画でそのテクニックと違うテクニックを見つけて、やっぱりそっちにしようとどんどん目移りしていると、最初に選んだテクニックを深く掘り下げることができず、そのテクニックをスパーリングで通用するレベルまで上達させることが難しくなります。

 

一度選んだらそのテクニックのアウトプットに数週間から数か月かけて、様々なタイプの相手の、様々なガード、様々なディフェンス方法を経験し、それに対してどうテクニックを対応させるかを学んでいきます。

 

その間にyoutubeなどでそのテクニックに関するインプットを行う場合には、新しいテクニックに浮気しないよう注意してください。あくまでテクニックの根っこや幹の部分は変えず、枝葉の部分のインプットに留めます。

 

インプットの時期を長く取ることもあります。新しいテクニックを仕入れてはその都度スパーリングで試してを数週間続けて、その中から最もしっくりくるものを選びます。この場合自分が今時間をかけてインプットしていることを忘れないようにしたいです。

 

中上級者になると、幹ができているので、youtubeで仕入れた枝葉のテクニックをすぐに取り入れることもできるようになります。

 

スグルさんのディープハーフからのストレートフットロック。スグルさんはディープハーフという幹があるので、こういう枝葉のテクニックをいきなり使うことも可能です。

 

幹がしっかりしていない初心者の方々は、インプットした情報を処理しきれないことが多いので、アウトプットとのバランスに気をつけてください。

 

中山