ガタカ

乾杯12月9日(土)は15:00 帯授与式、18:00 忘年会です!皆さん、予定を空けておいてください!!乾杯

 

どうも三瓶です。

 

練習中の風景を見ているとたまに、

 

「年だから覚えるのが遅い。不器用だから思うように動けない。明日にはきれいに忘れてしまう」

 

と嘆きながら技の練習をしている方がいました。「同じことをよく言っているなあ」と自覚のある方に観てほしい映画があります。

 

この動画ではまったく話がわからないのですが、「ガタカ」という映画です。あらすじはこんな感じです。

 

遺伝子操作により管理された近未来。宇宙飛行士を夢見る青年ビンセントは、劣性の遺伝子のため希望の無い生活を送っていた。そんなある日、ビンセントは闇業者の手配により、事故により身障者となった優秀な遺伝子をもつ元エリート、ジェロームに成りすます偽装の契約を結ぶ。そうして、ジェロームの遺伝子を借りてエリートとなったビンセントは、宇宙飛行施設“ガタカ”に潜り込む。が、そんな中、彼の正体に疑いを持っていた上司の殺人事件が起こり……。(yahoo映画)

 

生まれる前に遺伝子操作を受けて、人の優劣がはっきり決まっている世界の話です。遺伝子操作を受けておけば、見た目がよかったり、勉強ができたり、視力も落ちないし、犯罪を起こさない性格に生まれるなどと、いいことずくめなのですが、主人公は遺伝子操作を受けずに産まれたので、それだけで差別されるのです。就職の面接でも尿検査だけで切られてしまうし、親ですら「お前の遺伝子に見合った仕事を選べ」と言う残酷な状況です。殺人事件が起きても、警察の操作はただ遺伝子を調べて犯罪を起こしやすそうな性格があるかどうか調べるだけ。そんな遺伝子至上主義の世界です。

 

そんな主人公には弟がいて、弟は遺伝子操作を受けて優秀なのです。なので成長とともにどんどん二人の間には差が生まれてきます。弟はマッチョなのに、兄はガリガリでしかもメガネです。思春期にはつらい現実ですね。

 

それでも兄は弟には負けないものがあったのです。子ども時代に一度勝負して勝っているのですが、弟は負けてしまったことが許せません。大人になって満を持してもう一度挑むのですが、そのシーンをぜひ観てほしい。遺伝子の優劣とかどうでもよくなるものがあります。この兄弟間のストーリーが僕は一番好きなのです。

 

映画を観る気のない人にただ言いたいことは、練習しているうちは何も考えずに目の前の技のみに集中しましょうということです。年齢や才能を嘆くのは止めません、人として当たり前のことだと思いますし、そこから工夫して新しいものを思いつくこともあると思います。だけど技の練習中は、嘆く時間を「どうしたらできるのか?」「どうしたら簡単に覚えられるのか?」と考える時間に使って欲しいです。そうしたら練習がとっても楽しくなりますよ。僕も、どうやったらよりわかりやすく、より覚えやすく教えられるのかを考えています。余計なことは考えずに練習していきましょう。素晴らしい技は無限にあるのです。

 

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