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中山が指導するレギュラークラスでは今週も先週に引き続きパスガードディフェンスを練習します。
先週はクロスニー、ブルファイター、オーバーアンダーなどをやりましたが、今週はもっと密着された形であるハーフガードでのパスガードディフェンスを紹介します。
具体的には以下の4つです。
・クロスフェイス(脇を差され首を固められた状態)を狙ってくる相手とのグリップファイト
・アンダーフックとクロスフェイス(いわゆる脇差しと枕の形)で固められた時の対処
・ニーシールドハーフガードに対しクロスボディで一気に距離を詰めてくる相手への対処
・トライポッドパスへの対処
完全に上半身を固められたハーフガードは対策を知らないと相当きついし、もう諦めるしかない”詰んだ”形だと思いがちです。
試合であれば相手にアドバンテージが与えられる相手有利な状態であることは間違いないのですが、テクニックを知っていれば脱出することも可能です。
僕は黒帯になって初めて出た試合で戦ったマイクファウラーという選手にハーフガードで固められ、絶望的に全く動けずにやられました。
その試合の後数か月間は、ハーフガードの研究をしまくり、クラス後には誰か捕まえて必ずハーフガードからのテクニックドリルと限定スパーリングを行いました。
それ以来ハーフガードで固められても何とかガードリカバリーできるようになり、ディープハーフガードへのエントリーという得意技も身につけました。
苦手意識のある方はこの機会にぜひ克服してください!
中山