☆見学・無料体験受付中!トライフォース五反田ウェブサイトはこちら!!
女優、樹木希林さんの遺作となった、
日日之好日をお休みの日に見ました。
これは、お茶のお教室を舞台とした、主人公の女の子の12年間のお話です。
静かにストーリーは進み、静かに主人公の女の子は大人の女性へと成長し、物語は静かに続くように終わりました。
もうね、何を見ても、柔術にかぶります。
最初の一日目のおけいこの日のシーンは、
あぁ、これはうちの道場に体験に来るってことだな。
とか
特別なお正月の茶会のシーンは、
これは試合みたいなもんだな。
とか、
おけいこを10年続けているのに、自分の居場所が無いように感じてしまう
主人公の女の子の悲しみや苦しみは
10年以上柔術をしている者であれば、
最初の楽しい楽しい柔術最高!だけじゃない気持ちを味わっているはずです。
お話の中で、「時間をかけて解るようになること」
というテーマが、繰り返す四季(というより二十四節気)の中で伝わってきます。
万人受けする映画ではなく、
見たいものを見せてくれる映画な訳でもありませんでしたが、
樹木希林さんの、ちょっとかわいい、それでいてその道に当たり前に立ち続けている先生の役が
とても自然で、
「あぁ、この役者さんには、もう会えないんだなぁ」という
悲しみというより、寂しさを感じました。
柔術を永く続けること。
これは、私たちの共通の想いであり、目標です。
長く続く日々を、丁寧に大切に
刹那的に「今が大事だ!」 「自分にやさしく!!」「合理的に最短距離で費用対効果を!」 という
時間消費型の生き方と かなり違いを感じています。
しかし、茶道…
柔術も覚えること多いけど、茶道もハンパねぇ!!
っていう雑な感想で、おかみの映画鑑賞レポートを終了します!!