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火曜日ベーシッククラスのスパーリングで、白帯ストライプの橋本さんと宮内さんの2人を見ていたところ、相手の足を越えた後の抑え込み方をまだ覚えていないようでした。
その後の入門クラスで、パスガードからサイドコントロールまでをやってもらったところ、クロスフェイスやクロスボディのフォームは覚えていたのですが、まだその狙いを意識できておらず甘くなってしまっているようでした。
クロスフェイスは相手の首をコントロールします。「首を殺す」と表現されますが、まさにその通り、相手の首の動きを封じてしまいます。
クロスボディは首の代わりに、奥側の肩を押さえます。
どちらにしろ、相手は自分いる方に向けなくなります。つまりエビができません。
その他の足の位置や腰の位置など、レッスンで説明されてはいるけれど、その形を覚えることで手一杯になっていたようですね。
全ては相手のガードリカバリーを防ぐためのフォームなんですが、エルボーエスケープをされないために何をするかということに集約して覚えてしまってよいです。
・相手の顔や胸を自分の方に向かせない
=クロスフェイスならば首を殺す、クロスボディなら肩を押さえる
・足を絡ませない
=ニーリングベースもスプロウルベースも相手の足側の膝を腰につける
・相手の膝を腹の前に入れさせない
=腰の位置を低くするために、ニーリングベースならばつま先を寝かし、膝を広げ、スプロウルベースならば相手頭側の足を後ろに伸ばして腰をマットにつける
他にも、脇を差すとか、手前の腿の横に手をつくとかありますが、何に気をつければ分からない初心者の方々は、先ずは上の3点でエルボーエスケープを封じ込めているという意識を持ってください!
中山