柔術に必要な体力のつけ方

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見学や体験に来た方、入会したばかりの方によく聞かれることで、

 

「全然体力がないんで走ったりしてスタミナつけた方がいいですか?」

「筋トレやって筋力つけといた方が良いですか?」

 

というものがあります。

 

体力不足で練習についていけなかったら、入会した意味がないんではないか、と思われる気持ちはよくわかります。

 

が、「筋トレやランニング」と「柔術」の両方をやる体力と時間があるならば良いのですが、ないんであればまずは柔術をやることをオススメします。

 

理由は柔術をやる体力は柔術をやった方がつき易いからです。

 

また、時間と体力があるならばやっても良い、と書いたものの、柔術も筋トレやランニングも一緒にやるのは新入会の方にはやはりハードすぎると思います。

 

何事も始めは意志の強さで乗り切れますが、一気にオーバーワークになる危険性もあり、あまりオススメできません。

 

入会してすぐの間は、まずソロムーブメント(1人で行う柔術の基本動作、エビ、受身など)を覚えることになりますが、その動きの中で柔術のための基礎体力が養われます。ソロムーブメント自体が良い体力強化エクササイズになるのです。

 

そしてソロムーブメントができるようになれば、パートナードリル(パートナーにテクニックをかける練習)も滑らかにできるようになりスパーリングも楽しめるようになるので、より実戦的な体力がつけられます。

 

初めのうちはスパーリングであまり頑張りすぎず、テクニックを覚えることに集中していれば体力はさほど必要ありません。

 

これはスパーリングでがんばり過ぎちゃってるところです。初心者は真似しないでください。

 

続けているうちに徐々に体力がついてきたら、クラスの前後どちらでも良いので筋トレをしたり、柔術の練習に来ない日にランニングを始めれば良いと思います。あくまでも「やりたければ」「必要に応じて」で必須ではありません。

 

上達してくると自分のスタイルができてきます。そうすると体のある部分をたくさん使う傾向がでてきます。こうなった時に筋トレやランニングが「ケガ予防」や自分の柔術スタイルに必要な、または不足している体力の補強トレーニングとなるのです。

 

いずれの段階にせよ、やりすぎは禁物です。ちょっと物足りないくらいにしておくのが長続きの秘訣です。と言いつつ、僕は20年以上柔術をやってきて最近ようやく少しはやり過ぎずにできるようになったところで、説得力なくてすみません(笑)。

 

中山