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先週末に参加したNSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)カンファレンスの講義で、
ピーキングについて国立スポーツ科学センターの方の話を聞く事ができました。
僕がそれまで考えていたピーキングとは、疲労を抜く事、と同義だったのですが、
それが間違いだったことを知りました。
フィットネス-疲労理論というのがあって、下図右側がそれを表しています。
フィットネス(筋力、持久力、瞬発力など)はつけるのは時間がかかるけど、時間をかけてつければ少し休んでも簡単には落ちない。
疲れはすぐに溜まるけど、少し休めば抜く事ができる。
だから試合前に数日休むことでフィットネスレベルはゆっくり下がるのですが、疲労は抜けるのが早く、
結果として比較的高いフィットネスレベルで疲労が大きく抜けた最も良い状態を迎えられるのです(右図の点線がそれです)。
つまり疲労を完全に抜こうとすると、フィットネスレベルが下がりすぎ、パフォーマンスのピークは過ぎてしまうのです。
現時点で手に入る科学的知見をもとにしたピーキングのガイドラインは、
1.練習やトレーニングの強度は維持する
2.量は41%〜60%減らす
3.頻度はそれほど減らさず維持(>80%)
4.テーパリング(練習量を少しずつ減らしていくこと)期間は8日〜14日
5. テーパリングのタイプは期間の前半に大きく減らす
ウェイトトレーニングを例に単純化して書くと、
挙げる重さは変えず(強度は維持)、
10回を5セットやっていたのなら2~3セットに減らし(量は40~60%減らす)、
週5回やっていたなら週4回に減らす(頻度はそれほど減らさない)。
ということです。これは練習にも当てはまるそうです。
より詳しく知りたい方、質問がある方は聞いて下さい。
中山
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