力の抜き方

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最近ヨーロピアン、パン、ワールドなど大きな大会はFlograpplingで見ることができますが、IBJJFのyoutubeチャンネルでは世界各国で行われている小規模なIBJJF大会を見ることができます。

 

先週はボストンサマーオープンという大会でのキーナン・コーネリアス対ジャンニ・グリッポの試合がアップロードされてました。

 

キーナンはケガでワールドを欠場したようですが、復活してどんどん試合しているようですね。ジョアオ・ミヤオも毎週のように試合に出てるので見ることができます。

 

上の動画の試合では、1:30と7:00くらいに見事なワームガードエントリーが見られます。キーナンのこの入り方は最初見た時衝撃でしたが、当たり前のように使っていますね。

 

6:00過ぎからのラペラプラータ(ラペラにオモプラータのように脚をかける技)からのスイープも面白いです。

 

もちろん力も強いのでしょうが、力の抜け具合と柔らかさがすごいです。

 

何回か逃げられますが、最後はキッチリきめています。決して一本取る力が無い訳ではないし、判定勝ちのみを狙っている訳でもありません。試合時間内に取れば良いという感じです。

 

極めたい気持ちが強いことは良いと思うのですが、極めのみに集中してそれ以外の選択肢が見えなくなると、結果的に高いレベルでは一本取れなくなります。

 

極めに拘りすぎてしまう人は、このキーナンの感じを真似してみると良いのではないかと思います。

 

中山

 

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