最近外は凶悪な暑さですね。ストレングス&コンディショニング専門誌に「アメリカンフットボール:暑熱環境における最適なパフォーマンスのための考察」という記事があったので、要点について抜粋して書こうと思います。
僕らがやる柔術も夏に綿の厚手長袖長ズボンで行うという暑苦しい競技ですが、アメフトは外で強い日差しの下、分厚い装具を付け、ヘルメットを被って行う過酷な競技ですね。
以下箇条書きにして一つ一つ見ていきます。
1.十分な体力レベルと着実な暑熱訓化
2. 頻繁に休息を取る
3.環境に応じて練習の強度と持続時間を調節する
経験を積んで体力がある人でも、他の季節よりは運動強度を下げた方が良い場合があります。
入会したばかりの人は尚更で、そもそもの体力がないので、本当に物足りないくらいゆっくり練習してほしいです。
TFGは30度を越えるまでエアコンによる冷房を導入しませんが、これは「暑熱訓化」のためです。
先ず、汗をしっかりかいて気化熱で体温を下げられるようにします。
また暑さに慣れないうちは汗から多くミネラルを失うそうですが、慣れるに従い含まれるミネラルの量は減ってくるそうです。
4.いつでも簡単に水分補給ができるようにする
5.各選手に合わせた水分補給プロトコル
4は皆やっていますね。5ですが、皆さん運動前と運動後で何㎏体重が変わるかをチェックしたことがあるでしょうか?
練習前後の主な体重変動は汗による水分損失です。
運動中に出来る限り水分を取っても体重が運動前より減ってしまうことはよくあります。それがどの程度か知っておけば、運動前、運動後、つまり一日を通してどのくらい水分を補給しなければならないかが分ります。
失った水分を次の練習までに補えなければ、疲労は大きくなり、心臓血管への負担も高まり危険です。
自分が飲み易いドリンクを用意しておくことも大事です。好みの味、冷たさ、一度に飲める量など人それぞれです。
上記以外にも「装備の調節」、「冷却法の利用」という項目があるので、次回書こうと思います。
中山
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