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日曜日の帯授与式後にヨーリさんの全日本マスター決勝戦を皆で見て研究しました。
ヨーリさんが聞きたかったことは、
・トライアングルチョークを狙いに対するスタッキングパスカウンターへの対策
・ギロチンチョークのエスケープ
でした。
これについたいろいろ意見が出てヨーリさんの疑問は解決しましたが、そこからの派生で生じた学びが非常に有意義だったと話してくれました。
その学びの内容とは、
・そもそも序盤のファーストアタック、まだ両者ノーポイントの段階で、高いリスクを背負ってスタッキングパスを受けながらトライアングルを極め切ろうとする必要はない
・終盤にタートルからのダブルレッグテイクダウンを狙いギロチンチョークを合わされたが、ポイントにならないテイクダウンを狙うよりも、タートルからガードプルしてスイープやバックを狙った方が勝てる可能性が高かったのではないか
のように、戦略・ゲームプランを持って戦おう、ということでした。
基本的には、先ずはリスクを下げて、例え小さくともリターンを得よう、という戦略を皆がヨーリさんに勧めました。
・もしスタッキングパスされながらでもトライアングル狙いたいのであれば、終盤に十分なリードで逃げ切れる段階で狙えば良い、
・勝ちの可能性を上げたければハイリスクハイリターンは止めた方が良い、
とアドバイスされたヨーリさんは「僕は前は証券会社でトレーダーやってたんだけどハイリスクハイリターンが大好きだった」と話し、稲葉さんに「けどポートフォリオ組んでたでしょ」と突っ込まれてました(笑)。
ヨーリさんが授与式の時に「柔術は音楽で言うとジャズみたいだと思う。セオリーはあるけど自由にいろいろできるのが好き。変な技とかやりたい。」と言っていたのを思い出しました。思えばヨーリさんはバギーチョーク(サイドコントロールされながらのチョーク)とか大好きなのでした。
研究会は月一回くらいのペースで続けたいです。僕も皆さんがどう考えているか知ることができて楽しいし指導の時の役に立ちます。
研究会では僕は口を挟まず書記に徹することにしています。すぐに答えや結論めいたことを言いたくなってしまうからです。帯色も強さも経験も関係なく皆フラットに意見を出せるのがこういう会の良いところですね。僕にはいつでも聞いてもらえますし。
ただ余りに話が脱線しないよう司会役は1人決めてやってます。次回はグラウンドインパクトの後ですかね。
中山