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ジャパニーズナショナルで三瓶は惜しい所もあったのですが負けてしまいました。
三瓶の良さはガードからの仕掛けの手数と連係、その素早さです。
覚えがよくガードからのアタック、ディフェンスともにヴァリエーションはかなり増え確実に強くなっています。
課題はそこからしっかりとスイープやサブミッションを取り切ることです。
三瓶はたくさんのテクニックを覚えて再現するのは得意で素晴らしいのですが、
それを実戦で互角か互角以上の相手に使うための精度が不足しているように思います。
前者は「テクニックの幅を広げる」こと、
後者は「テクニックのディテイルを深く掘り下げる」こと、
です。
試合で勝つには自分と同じレベルの相手との戦いに競り勝つ必要があるので、後者が絶対的に必要です。
そして、次の帯に上がったり、自分のレベルを今より更に高めたければ、前者が必要です。
練習の時にその２つを意識して磨いておく必要があります。
「広く」したい時は、浅くても良いです。というより、先ずは浅くしか無理です。
「掘り下げ」たい時は、いくつもやろうとしても無理で、狭く絞るしかないです。
「広くする」なら格下の相手、「掘り下げる」には格上や同格の相手が適しています。
これを同時に高めるのは難しいので、時期を分けても良いです。
片方に偏らないよう両方を少しずつ向上させていきましょう。
中山
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