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格下の相手とスパーリングをする時に、ただ攻めまくる人、ただ受ける人がいます。
ビギナークラスでは完全な初心者とのスパーリングでテクニックを教えてあげながら受けることが必要ですが、レギュラークラスでは完全に受けに回るスパーリングをせず、自分の上達に直接繋がる練習をしてほしいです。
ただ受けるだけ、攻めるだけのスパーリングだと、自分が上達する機会を逃していることになります。
自分の今持っているテクニックの精度を上げるためならば、試合前などに攻めまくるスパーリングをすることもあります。
ですが、新しいテクニックや戦略を習得したい時は、格下相手とのスパーリングでトライアル＆エラーをする必要があります。
相手に何手か譲って、ガードを作らせてそれを攻略する練習をしたり、パスの形を作らせてパスガードディフェンスを練習したりです。もちろん、ポジショニングやサブミッションでも同じです。
もう一つは、本来自分は使わないけれど自分がよくやられるテクニックをあえて使ってみて、そのテクニックがどういうものかを詳しく知り、自分のディフェンスに生かす練習です。
いろいろ工夫してみてください。
中山
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