柔道クラスが柔術に生かせる4つの点

昨日は来館者が少なく柔道クラスも人数少なめでした。そんなときは佐藤先生に一つ一つを詳しく習うチャンスです。技を実際かけてもらったり、質問しまくって先生を独り占めしてください。

 

柔道クラスでは柔術に生かすための立ち技をたくさん習うことができますが、そこには4つの生かし方があります。

 

一つ目は、習った技を直接自分が柔術の立ち技で使うことです。2ポイントを取りに行けるのはもちろん、相手の引き込みにも余裕を持ってカウンターを合わせられるようになります。

 

二つ目は、柔道家対策としてです。例えば足へのタックルなどレスリングテクニックを使いたい場合は、柔道技の仕組みを知ることで柔道家の投げを防御しやすくなり、柔道家が守りにくい足へのタックルを使いやすくなります。また、すぐ寝技に引き込みたい場合でも、相手のことを掴んでから引き込むまでに余裕が生まれます。

 

三つ目は、クロストレーニング、体力強化として生かすことです。普段寝技ばかりやっている方にとっては、ビシっと背筋を伸ばして立ち、フットワークを使って相手を投げようとしたり、相手に投げられまいとすることでかなりの体力強化になります。

 

四つ目は、組手です。柔道の立ち技における相手のグリップの切り方、襟や袖の握り方と握ってからの相手への力の伝え方などは、どれも寝技に応用できます。また、柔術の一般的な方法とは違うやり方がいくつもあります。

 

この4つは僕自身が柔道クラスに参加して得てきたことです。水曜日の週一回だけなのでタイミングがなかなか合わないかも知れませんが、ぜひ参加することをオススメします!

 

中山